笹倉明(読み)ササクラアキラ

デジタル大辞泉 「笹倉明」の意味・読み・例文・類語

ささくら‐あきら【笹倉明】

[1948~ ]小説家兵庫の生まれ。雑誌記者の経験を生かし、実証的な法廷・裁判小説を発表。「遠い国からの殺人者」で直木賞受賞。他に「海を越えた者たち」「漂流裁判」「女たちの海峡」など。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「笹倉明」の解説

笹倉明 ささくら-あきら

1948- 昭和後期-平成時代の小説家。
昭和23年11月14日生まれ。広告代理店勤務,フリー記者をへて作家活動にはいる。昭和55年「海を越えた者たち」で注目され,63年「漂流裁判」でサントリーミステリー大賞。平成元年外国人に対する差別問題をえぐりだす「遠い国からの殺人者」で直木賞をうけた。兵庫県出身。早大卒。著作ほかに「復権」「愛闇殺(あいやみさつ)」など。

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