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兵庫 ツワモノグラ

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デジタル大辞泉の解説

つわもの‐ぐら〔つはもの‐〕【庫】

武器を納めておくくら。兵器庫。〈和名抄

ひょう‐ご〔ヒヤウ‐〕【兵庫】

兵器を納めておく倉。兵器庫。へいこ。

ひょうご【兵庫】[地名]


近畿地方西部の県。かつての但馬(たじま)播磨(はりま)淡路の3国および摂津丹波2国の一部にあたる。県庁所在地神戸市。人口558.9万(2010)。
兵庫県神戸市中部の区名。工業地。また、その港湾地区。天然の良港で、古代は大輪田泊(おおわだのとまり)として知られ、中世には兵庫津とよばれて繁栄。現在は兵庫港があり、神戸港の一部をなす。
兵庫髷(ひょうごわげ)」の略。

へい‐こ【兵庫】

武器をおさめておく倉。兵器庫。武庫。ひょうご。

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世界大百科事典 第2版の解説

ひょうご【兵庫】

神戸市兵庫区の兵庫港を中心とする地域の呼称。中世には兵庫三箇荘があって,港には兵庫南北両関が置かれた。兵庫の名は古代には見えないが,《平家物語》巻九〈樋口被討罰〉に,四国の屋島から攻め上った平家の軍勢が,福原の旧都に居住し西は一ノ谷に城郭を構え,東は生田の森を大手の木戸口とし,その間の〈福原,兵庫,板宿(いたやど),須磨〉に10万余騎でこもったとある。南北朝期の《太平記》や《梅松論》では〈兵庫〉〈兵庫島〉の名は要港としても戦場としてもしばしば登場し,楠木正成が戦死した湊川の戦の主戦場も兵庫・湊川一帯であった。

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大辞林 第三版の解説

つわものぐら【兵庫】

武器を保管しておく倉。 「 -を起て箭を儲む/日本書紀 皇極訓

ひょうご【兵庫】

兵器を収納するくら。武器庫。へいこ。
律令制で、儀仗用・実戦用の武器を保管する蔵。また、それを管理する官司。左右兵庫・内兵庫があったが、内兵庫は左右兵庫に併合、さらに左右兵庫も兵庫寮に統合された。

ひょうご【兵庫】

◇ 近畿地方北西部の県。かつての播磨・但馬・淡路の三国および摂津と丹波の両国の一部を占める。北は日本海に面し、中央部は中国山地が占め、南部の瀬戸内海岸には播磨平野がある。淡路島は播磨灘と大阪湾を分ける。県庁所在地、神戸市。
◇ 現在の兵庫県神戸市の西部にあたる地名。もと大輪田泊おおわだのとまりといい、古代・中世には瀬戸内海航路の要港として栄えた。
「兵庫髷わげ」の略。

へいこ【兵庫】

兵器を入れておく庫くら。兵器庫。

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日本の地名がわかる事典の解説

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

兵庫
ひょうご

兵庫県神戸市のほぼ中央にある兵庫区の港湾部。和田岬に抱かれた古くからの天然の良港で、奈良、平安時代は摂播五泊の一つ大輪田泊(おおわだのとまり)として知られた。港の北方、会下山麓(えげさんろく)一帯は平氏の福原荘(ふくはらのしょう)で、この地に別業をもつ平清盛(きよもり)は港を重視し、経ヶ島を築造するなどして宋船(そうせん)も出入りできる要港にした。一時福原に都が置かれたのも、清盛が港に着目したためである。室町初期に八部(やたべ)郡の郡家周辺の集落が南に延び、港と結ばれて兵庫の町が形成された。中世には兵庫津とよばれ畿内(きない)の重要港であった。浜本陣が置かれ西国街道も迂回(うかい)してここを通過した。江戸時代は大坂の外港として西廻(にしまわり)海運の中心であり、人口約2万人の町が形成された。1858年(安政5)兵庫港の開港が決まったが、生田(いくた)川尻(じり)の神戸浦に新港が設置(1867年開港)され、以来、繁栄を奪われ、内国貿易中心の港となった。一方、港湾背後の沖積地には、明治以降、鐘紡(かねぼう)(のちカネボウ)、三菱(みつびし)造船(現、三菱重工業)、川崎車輛(しゃりょう)(現、川崎重工業)、三菱電機、川崎造船(現、川崎重工業)などの大工場が進出した。現在、神戸市の工業の中心地となっている。JR山陽本線が通じ、兵庫駅から和田岬線を分岐する。そのほか、市営地下鉄海岸線、国道2号などが通じている。[藤岡ひろ子]

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世界大百科事典内の兵庫の言及

【米問屋】より

…1729年にはその商域などにより,下り米問屋・関東米穀三組問屋・地廻米穀問屋の3種に区分された。下り米問屋は東海地方以西の57ヵ国からの下り米を引き受ける問屋で,この下り米の多くは大坂や兵庫などの上方諸都市を経由して回送されたものであった。関東米穀三組問屋は関八州と陸奥の9ヵ国からの商人米を担当し,堀江町・小網町一丁目・小舟町の河岸の3町に居住する米問屋が所属した。…

【ナタネ(菜種)】より

…これらの事実から,ナタネないしその加工品たる水油の,全国的商品としての位置の高さが察せられる。大坂に積み登されるナタネは,17世紀には大坂島之内の人力絞り油屋で絞られていたが,18世紀に入ると,瀬戸内海を東上するナタネを,灘目,兵庫で買い取って,六甲山系の川々に建設された水車によって絞る絞り油業の展開がみられた。1743年(寛保3)ごろにはナタネは大坂へ20万石,灘目,兵庫へ18万~19万石が登されていたとする史料があるから,18世紀初めころから急速に灘目の水車絞り油業が台頭し,大坂の人力絞り油業に迫るに至ったことがわかる。…

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