筋痕(読み)きんこん

最新 地学事典 「筋痕」の解説

きんこん
筋痕

adductor muscle scar

二枚貝類の左右貝殻を閉じる筋肉(閉殻筋貝柱・肉柱)が貝殻の内面に付着していた痕。肉柱痕とも。その部分は多少凹む。一般に二枚貝類では前後に一対あり,その大きさや形は種によって異なる。タマキガイなどでは前後の筋痕の大きさはほぼ等しく複等筋,クロタマエガイなどでは前筋痕が細長く,イガイなどでは前閉殻筋がきわめて小さく不等筋,カキ・イタヤガイでは前閉殻筋が退化して殻の中央付近に一つの大きい後筋のみとなる。このように,筋痕の形態・位置・大きさは分類の標徴となる。腕足類や甲殻類の貝形類にもみられる。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 魚住 島本

二十四節気の一つで,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) として四季の中央におかれた中気。元来,春分は太陰太陽暦の2月中 (2月後半) のことで,太陽の黄経が0°に達した日 (太陽暦の3月 2...

春分の用語解説を読む