筑紫の大宰(読み)つくしのおおみこともち

精選版 日本国語大辞典 「筑紫の大宰」の意味・読み・例文・類語

つくし【筑紫】 の 大宰(おおみこともち)

  1. 大宝令制成立以前、九州地方一円を管轄した地方行政長官。この地域外交・軍事上の重要性によって早く設置された広域地方行政庁である筑紫大宰府の長。大宝・養老令制の大宰帥にあたる。筑紫総領筑紫の帥。筑紫の大宰帥。
    1. [初出の実例]「筑紫大宰(つくしノオホミコトモチのつかさ)奏上して言さく」(出典日本書紀(720)推古一七年四月(岩崎本訓))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む