筒挟(読み)つつばさみ

精選版 日本国語大辞典 「筒挟」の意味・読み・例文・類語

つつ‐ばさみ【筒挟】

  1. 〘 名詞 〙 和船帆柱の受材である筒の両側に接合され、筒の上端より高く突き出た二本の柱。その上部に帆柱をくくりつける。また、帆柱を倒したときは、その上部に渡した胴木(車)で受け、表車立、艫車立とともに支える役をするもの。べざい船・ふたなり船など近世荷船に多く使われた。〔和漢船用集(1766)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む