筵道(読み)エンドウ

デジタル大辞泉 「筵道」の意味・読み・例文・類語

えん‐どう〔‐ダウ〕【×筵道】

天皇貴人徒歩で進む道筋や、神事祭神が遷御するときの道に敷くむしろ。筵の上に白い絹を敷く場合もある。えどう。

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精選版 日本国語大辞典 「筵道」の意味・読み・例文・類語

えん‐どう‥ダウ【筵道・縁道】

  1. 〘 名詞 〙 天皇が徒歩で歩く時や、神事に祭神が遷御する時の道に敷く筵(むしろ)。筵の上に白い絹を敷く場合もある。えどう。
    1. 筵道〈駒競行幸絵巻〉
      筵道〈駒競行幸絵巻〉
    2. [初出の実例]「檳榔毛(びらうげ)の車などは、門ちひさければ、さはりてえ入らねば、例のえんだうしきておるるに」(出典枕草子(10C終)八)

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