算当(読み)サントウ

デジタル大辞泉 「算当」の意味・読み・例文・類語

さん‐とう〔‐タウ〕【算当】

[名](スル)計算しておよその見当をつけること。
「ひきあわなければ追いだすまでと爺さんは胸のうちで―した」〈中勘助・鳥の物語

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精選版 日本国語大辞典 「算当」の意味・読み・例文・類語

さん‐とう‥タウ【算当】

  1. 〘 名詞 〙 勘定すること。算用すること。また、計算して、およその見当をつけること。みつもりをすること。
    1. [初出の実例]「良田に作れば、藺の伸よく算当(サンタウ)宜し。豊後にて藺を作る者算当の説」(出典広益国産考(1859)三)

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