日本歴史地名大系 「算用師峠」の解説 算用師峠さんようしとうげ 青森県:東津軽郡三厩村三厩村算用師峠三厩村支村の中浜(なかはま)の西、算用師川をさかのぼり、標高三六〇メートルのこの峠を越え、七ッ滝(ななったき)沢を下って日本海岸に出て、海岸沿いに小泊(こどまり)村(現北津軽郡小泊村)に至る。五里の道。西(にし)浜(西海岸)と上磯(かみいそ)地域、とくに三厩村とは海岸沿いを歩いての通行は現在でもできず、多くは船で竜飛(たつぴ)崎を回って往復した。山道を使う場合はこの峠を経由するのが最短距離で、険阻だがここを通った。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by