算田(読み)さんでん

精選版 日本国語大辞典 「算田」の意味・読み・例文・類語

さん‐でん【算田】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( ━する ) 荘園で春ごとに田地田堵(たと)に割り当てること。
  3. 請作に出すことのできる田地。
    1. [初出の実例]「若槻庄隠田分少々神木立之。為算田也」(出典大乗院寺社雑事記‐文正元年(1466)四月一一日)
  4. ( ━する ) 田地を検田すること。
    1. [初出の実例]「其後算田之間、八反分出顕了」(出典:大乗院寺社雑事記‐応仁元年(1467)五月一五日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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