管柱(読み)クダバシラ

関連語 軒桁 名詞

精選版 日本国語大辞典 「管柱」の意味・読み・例文・類語

くだ‐ばしら【管柱】

  1. 〘 名詞 〙 二階建以上の木造建築で、上下の階の間または胴差しなどで中断された柱。通し柱に対していう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

リフォーム用語集 「管柱」の解説

管柱

木造建築で、桁などの横架材で中断されて上下につながる柱の事。胴差しなどの横架材で中断された柱で、1階にあるものも、2階にあるものもそれぞれ上にかかる荷重を受ける構造材にはなっているが、複数の階を1本の柱で通す、通し柱に比べると強度は落ちる。

出典 リフォーム ホームプロリフォーム用語集について 情報

世界大百科事典(旧版)内の管柱の言及

【柱】より

…荷重を支えない場合も,同様の形状をもつ記念柱,円柱などは柱の一種と考えられる。
[日本]
 日本建築では,二階建ての場合など構造上,一,二階を1本で通す通(とおし)柱と,一階と二階を別々に立てる管(くだ)柱とに区別する。また柱と柱の間で,壁下地を取り付けるために立てた小柱を間(ま)柱という。…

※「管柱」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む