通し柱(読み)トオシバシラ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「通し柱」の意味・わかりやすい解説

通し柱
とおしばしら

木造の2階建て以上の建物で,土台から敷桁まで継がずに1本の材で通した柱をいう。これに対して,途中で桁などを水平材の位置で切って継いだ柱を管柱 (くだばしら) という。通し柱は,木造建築物建て方のときの定規にもなり,管柱と比べて耐力的にもすぐれている。一般に建物の隅などの要所には通し柱を使うが,その他は管柱を用いる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

リフォーム用語集 「通し柱」の解説

通し柱

木造の2階建て以上の建物で、土台から軒桁までを1本もので通した柱。構造的には重要な役割を果たす柱で、一般の管柱より太い柱が用いられ、建物の隅柱をはじめ、要所に設けられる。→管柱(くだばしら)

出典 リフォーム ホームプロリフォーム用語集について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android