箪瓢(読み)タンピョウ

デジタル大辞泉 「箪瓢」の意味・読み・例文・類語

たん‐ぴょう〔‐ペウ〕【××瓢】

飯を盛る器と、水を入れる器。
茶道具で、ひょうたんを逆さにしたように、上が大きく下が小さく膨らんだ形のもの。茶入れ・水指みずさし・釜などにある。

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精選版 日本国語大辞典 「箪瓢」の意味・読み・例文・類語

たん‐ぴょう‥ペウ【箪瓢】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 飯を盛る器と水を入れる器。
    1. [初出の実例]「錬漉功成甘淡冷、寒厨時復伴箪瓢」(出典:柳湾漁唱‐二集(1831)戯咏豆腐)
    2. [その他の文献]〔陶潜‐五柳先生伝〕
  3. たんしひょういん(箪食瓢飲)」の略。
    1. [初出の実例]「禽獣不群兮何必避世、箪瓢為楽兮聊以卒歳」(出典:経国集(827)一・小山賦〈石上宅嗣〉)
    2. [その他の文献]〔班固‐答賓戯〕

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