箱根丸(読み)はこねまる

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「箱根丸」の意味・わかりやすい解説

箱根丸
はこねまる

日本郵船所属のコンテナ船。 1968年三菱神戸造船所で建造された。1万 6240総t (1万 9636重量t) ,航海速力 22.6kn,乗組員 27人。船型は平甲板型。日本とカリフォルニアを結ぶ,日本のコンテナ第1号船。

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世界大百科事典(旧版)内の箱根丸の言及

【コンテナー船】より

… コンテナー船は流通機構の改善と荷役効率の向上を図るため,1956‐57年,アメリカで開発された。その後国際的なコンテナー輸送網の整備に伴い,68年,アメリカでフルコンテナー船が出現し,日本でも同年,太平洋航路に箱根丸(752個積み)が就航してコンテナー船時代に入り,従来の一般大型貨物船は姿を消した。貨物船【坂本 和哉】。…

※「箱根丸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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