箱谷村(読み)はこだにむら

日本歴史地名大系 「箱谷村」の解説

箱谷村
はこだにむら

[現在地名]玉名市箱谷

小岱しようだい山の東麓にあり、村央を箱谷川が南流する。北は坂下さかのした(現玉名郡南関町)、東は月田つきだ村、南は青木あおき村に接する。慶長一三年(一六〇八)検地帳によれば田三町一反二畝余・畠屋敷二町一反八畝余・屋敷一筆、分米四七石余、人数二、牛一・馬一、つゝ井か廻・井川ノ本などの下ケ名がある。内田手永に属し、天保五年(一八三四)の同手永手鑑によれば高一四七石余・土物成七六石九斗余・受物成六四石七斗余、田六町六反一畝余・畑四町一反一畝余。


箱谷村
はこだにむら

[現在地名]篠山市箱谷

小野新おのしん村の北に位置し、籾井もみい川支流の奥谷おくだに川が流れる。「丹波志」では小野庄のうちに箱谷とあり、高七七石余。天明三年(一七八三)の篠山領内高並家数人数里数記では福住組のうち箱谷村とあり、家数二五・人数一二七。「多紀郡明細記」に高七七石余とあり、薪二三荷余・瓦焼木一二束などを納め、家別三六・人別一九二、牛一九。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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