箱釣(読み)ハコヅリ

デジタル大辞泉 「箱釣」の意味・読み・例文・類語

はこ‐づり【箱釣(り)】

祭り縁日などの露店で、浅い水槽の中のこいふな金魚などを紙の杓子しゃくしや切れやすいかぎなどで捕らせること。 夏》「―や頭の上の電気灯虚子

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「箱釣」の意味・読み・例文・類語

はこ‐づり【箱釣】

〘名〙
夏祭や縁日の露店などで、水槽の中の金魚などを、紙をはった杓子ですくったり、餌なしの鉤(かぎ)で釣ったりすること。《季・夏》
草の花(1933)〈富安風生〉昭和五年「箱釣や棚の上なる招猫
釣堀で鮒や鯉を釣ること。

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