釣堀(読み)つりぼり

精選版 日本国語大辞典「釣堀」の解説

つり‐ぼり【釣堀】

〘名〙 魚を放って、料金をとって釣らせる場所。天然のや、人工的に掘った池、プールなどが利用され、主にヘラブナマブナ、コイ、ニジマスなどが対象とされる。《季・夏》
※歌舞伎・初会浦島廓釣針(1874)「余人の及ばぬ趣向者ゆゑ、まさか中坪へ池を掘って、鮒や鯉を入れて置く、ただの釣堀(ツリボリ)でもあるまいと」

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デジタル大辞泉「釣堀」の解説

つり‐ぼり【釣(り)堀】

天然の池沼や人工の池などに魚を放し、料金を取って釣らせる所。 夏》
[類語]外堀内堀掘り割り

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典 第2版「釣堀」の解説

つりぼり【釣堀】

人工的な池をつくったり,孤立した池を利用してヘラブナ,コイなどを放し,有料で釣らせるところ。ヘラブナ釣堀,コイ釣堀などに分かれ,2魚種を一緒に放すことはない。ヘラブナ釣堀は,大正末期に大阪府下のあるヘラブナ養魚池で希望者に有料で釣らせたところ人気を呼び,1930年に本格的な釣堀が出現したという。関東のヘラブナ釣堀は31年秋に開場した東京蒲田の〈釣楽園〉が最初であった。釣堀に近いものにヘラブナの寄せ場がある。

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