篠原温亭(読み)しのはら おんてい

美術人名辞典の解説

篠原温亭

俳人、小説家。本名英喜。別号松濤・家巣等。京都本願寺文学寮に学び、上京して国民新聞社に入る。俳句は子規虚子に学び、句作と共に小説も書き「不知火」の著がある。文学にも関心を持ちホトトギスに『最初の写真』を発表し好評を博した。温厚寡黙な人柄で衆に逆らわず淡白高雅の風は句にも、写生文にも現れている。歿後『土上』は青峰が継承して昭和に入ってもその血脈を伝え、句集『温亭句集』が刊行された。大正15年(1926)歿、55才。

出典 (株)思文閣美術人名辞典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

篠原温亭 しのはら-おんてい

1872-1926 明治-大正時代の俳人。
明治5年2月1日生まれ。国民新聞文芸部に勤務。「ホトトギス」で正岡子規,高浜虚子にまなび,大正11年嶋田青峰(せいほう)とともに俳誌「土上(どじょう)」を刊行。大正15年9月2日死去。55歳。熊本県出身。本名は英喜。句集に「温亭句集」,随筆集に「その後」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

高橋留美子

[1957~ ]漫画家。新潟の生まれ。少年及び青年向けの漫画を描く女流の第一人者。コメディータッチのSFやスラップスティック、現代の若者の恋愛など多様なジャンルを描き、絶大な人気を得る。代表作「うる星...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android