篦代(読み)ノシロ

精選版 日本国語大辞典 「篦代」の意味・読み・例文・類語

の‐しろ【篦代】

  1. 〘 名詞 〙(やじり)の部分の名。鏃の基部篦被(のかずき)・篦代に分けられるが、このうち矢柄(篦)に挿入される基端部分をいう。
    1. 篦代〈貞丈雑記〉
      篦代〈貞丈雑記〉
    2. [初出の実例]「三年竹の節近なるを少しをしみかきて、山鳥の尾をもて作(はい)だるに、七寸五分の円根の、篦中過ぎて、篦代(ノシロ)のあるを打ちくはせ」(出典保元物語(1220頃か)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む