篭名主(読み)ろうなぬし

精選版 日本国語大辞典 「篭名主」の意味・読み・例文・類語

ろう‐なぬしラウ‥【牢名主・籠ロウ名主】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代牢屋で、囚人の長として牢内を取締まったもの。各房ごとに器量のあるもの一人を選んで官が任命した。役付囚人を指揮し、牢内の規律維持、特に逃亡自殺を警戒し、また官憲との連絡に当たったもの。牢内名主。
    1. [初出の実例]「役すれど咎はかわらぬ籠名主」(出典:雑俳・もみぢ笠(1702))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む