連絡(読み)レンラク

デジタル大辞泉 「連絡」の意味・読み・例文・類語

れん‐らく【連絡/×聯絡】

[名](スル)
関連があること。「一見何の―もない二つ事件
気持ちや考えなどを知らせること。情報などを互いに知らせること。また、その通知。「―をとる」「本部に―する」
二つの地点が互いに通じていること。また、異なる交通機関が一地点で接続していること。「私鉄と―する駅」「―橋」
[類語](1つながり結び付き連係接続/(2通知伝達告知一報音信いんしん・おんしん消息通信コンタクト案内知らせ通告通達通牒インフォメーション断る伝える報ずる知らせる告げる宣する知らす触れる言い送る申し送る申し伝える申し越す申し渡す言い渡す達する下達する令達する口達する通ずるコミュニケートする取り次ぐ伝言する話す/(3繋ぐ結ぶ中継中継ぎリレー

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精選版 日本国語大辞典 「連絡」の意味・読み・例文・類語

れん‐らく【連絡・聯絡】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 物事がつらなり続くこと。切れ目なく続けること。また、そのつらなり。
    1. [初出の実例]「悠揚嘗報東林晩、聯絡遙穿長楽雲」(出典:紹述先生詩集(1761)鐘声)
    2. 「一語の二行に渉る時は(=)符を用ひて連絡す」(出典:日本読本(1887)〈新保磐次〉初歩)
    3. [その他の文献]〔謝観‐王言如糸賦〕
  3. 互いに関連すること。関係があること。また、その関連。〔哲学字彙(1881)〕
  4. 特に、相談し合って、心や考えが通じ合うこと。また、情報などを関係者に知らせること。
    1. [初出の実例]「漸次に地方に向ふて聯絡(レンラク)を通ずる外はあるまいと思ひます」(出典:雪中梅(1886)〈末広鉄腸〉下)
    2. [その他の文献]〔紅楼夢‐第四回〕
  5. 二地点の間が互いに相通じていること。また、別々の交通機関が一地点で接続していること。
    1. [初出の実例]「此の停車場からは白耳義(ベルギー)の方へ連絡(レンラク)しないといふので」(出典:雑嚢(1914)〈桜井忠温三三)

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普及版 字通 「連絡」の読み・字形・画数・意味

【連絡】れんらく

あい結ぶ。

字通「連」の項目を見る

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