日本歴史地名大系 「簗川村」の解説 簗川村やながわむら 岩手県:盛岡市簗川村[現在地名]盛岡市簗川簗川の上流域に位置し、西は川目(かわめ)村、北は新庄(しんじよう)村。村内を東西に閉伊(へい)街道が通り、兜明神(かぶとみようじん)岳(一〇〇五メートル)西側の区界(くざかい)峠(標高七五一メートル)を経て閉伊郡に至る。寛永一八年(一六四一)の検地高二七石余、ほかに簗川・小貝沢(こかいざわ)(新庄村の枝村)四〇石余とある(「検地高目録写」県立図書館蔵)。正保国絵図には簗川村、一八四石余とある。元禄十郡郷帳による〆高は田二六九石余・畑一八八石余、当村に川目村が入ると記され、雑木立山がある。「邦内郷村志」では蔵分三九石余、馬一二八。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by