米光関月(読み)ヨネミツ カンゲツ

20世紀日本人名事典 「米光関月」の解説

米光 関月
ヨネミツ カンゲツ

明治・大正期の小説家



生年
明治7年3月24日(1874年)

没年
大正4(1915)年5月8日

出生地
山口県下関

本名
米光 亀次郎

学歴〔年〕
東京専門学校中退

経歴
幸田露伴の門下で、明治32年8月の新小説に「生駒山」が当選。35年大阪毎日新聞に「薄墨の松」が2等当選。ちなみに1等は中村春雨の「無花果」だった。39〜41年にかけ成功雑誌社から「探険小説・短刀英雄」「少年水滸伝」「立志小説・砿山王」などを刊行。露伴門下の最好会編「短詩 初潮」に短詩が収録されている。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android