日本歴史地名大系 「米山町」の解説 米山町よねやまちよう 宮城県:登米郡米山町面積:五〇・八一平方キロ登米郡の南部に位置し、東は登米(とよま)町、南は豊里(とよさと)町・遠田(とおだ)郡涌谷(わくや)町・田尻(たじり)町、西と北は南方(みなみかた)町、北は迫(はさま)町と接する。町のほぼ中央を迫川が、北辺から西境にかけて旧迫川が流れる平坦な低湿地帯で、河川改修が完成するまでは広漠とした野谷地であった。現在では広大な水田が広がり、県内第一の米産地として知られる。明治一一年(一八七八)の郡区町村編制法により、それまで遠田郡に属していた中津山(なかつやま)村と西野(にしの)村が登米郡に編入され、同二二年の町村制で、米山村となる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by