米川千嘉子(読み)よねかわ ちかこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「米川千嘉子」の解説

米川千嘉子 よねかわ-ちかこ

1959- 昭和後期-平成時代の歌人
昭和34年10月29日生まれ。高校教師をつとめるかたわら,馬場あき子主宰の「かりん」に所属する。昭和60年「夏樫の素描」で角川短歌賞。平成元年「夏空の櫂」で現代歌人協会賞。16年「滝と流星」で若山牧水賞。20年「衝立の絵の乙女」で山本健吉文学賞。25年「あやはべる」で迢空(ちょうくう)賞。ゆたかな調べをもつ,ととのった歌が特色。千葉県出身。早大卒。本名は坂井千嘉子。著作に「四季のことば100話」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android