米淅(読み)こめかし

精選版 日本国語大辞典 「米淅」の意味・読み・例文・類語

こめ‐かし【米淅】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 米を洗うこと。米をとぐこと。
    1. [初出の実例]「米淅(コメカシ)、甑(こしき)の抑々(そもそも)より」(出典亀甲鶴(1896)〈小栗風葉〉七)
  3. こめかしおけ(米淅桶)」の略。
  4. 歌舞伎寄席の下座音楽などで、米を洗うしぐさにあわせて演奏する囃子(はやし)のこと。
    1. [初出の実例]「はじめはちりからに米かしの入にて山田の畔のかかしょのチャン」(出典:洒落本・中洲の花美(1789)小通の登楼)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む