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米軍パナマ侵攻 べいぐんぱなましんこう/ぱなましんこう

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知恵蔵2015の解説

米軍パナマ侵攻

1989年12月20日、パナマの実力者ノリエガ将軍打倒のため米国が行った軍事行動。米ブッシュ政権は当時パナマに駐留していた米南方軍のほか、米本土からの降下部隊など2万4500人を投入し、パナマ軍と激しい市街戦を展開した。戦闘でパナマ側に民間人を含む約400〜2000人、米軍に23人の犠牲者が出た。ノリエガ将軍は逮捕されマイアミの連邦地裁で麻薬密売により92年7月、拘禁40年の判決を受けた。侵攻と同時に、野党のエンダラが大統領就任を宣言した。米政府は直ちに同政権を承認すると共に、経済制裁を解除し、10億ドルの緊急援助を決めた。しかし国際法を無視して他国を武力で踏みにじる行為は国際的に非難され、国連総会軍事介入を強く遺憾とする決議を採択した。主権を踏みにじられたパナマ国民には反米感情が根強い。

(伊藤千尋 朝日新聞記者 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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