籾摺(読み)もみすり

精選版 日本国語大辞典 「籾摺」の意味・読み・例文・類語

もみ‐すり【籾摺】

〘名〙 (「もみずり」とも) 籾を磨臼(すりうす)にかけて、粃(しいな)籾殻(もみがら)を取り除いて玄米にすること。江戸時代には、籾一升から平均五合の玄米を得るのが普通であり、これを五合摺と称した。《季・秋》
俳諧・はつたより(1702)「籾すりや子は泣親は小歌ぶし〈諷竹〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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