粉張り(読み)こはり

精選版 日本国語大辞典 「粉張り」の意味・読み・例文・類語

こ‐はり【粉張・小張】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「こばり」とも )
  2. 糊を引いて固くした布衣(ほい)白張(はくちょう)
    1. [初出の実例]「伊藤武者景綱、黒糸おどしの腹巻の上に、小張きて雑色になる」(出典:平治物語(1220頃か)上)
  3. ( 小張 ) 男性の髪の結い方の一つ。鬢を小さく張り出したもの。
    1. [初出の実例]「いづれも馬鹿の骨張、或は立髪蝉折れ後家島田、〈略〉大張り小ばり唐犬額」(出典:浮世草子・好色万金丹(1694)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む