ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「粋の懐」の意味・わかりやすい解説 粋の懐すいのふところ 歌謡書。文久2 (1862) 年一荷堂半水 (狭川峰二) 編。江戸時代末期頃までの上方流行端歌の集成歌本の代表的なもの。横に細長い懐中本体裁。版元によって各種の異版が出され,収録の異同がはなはだしいが,広本は河内屋輔七・具足屋重兵衛連名版の 12冊本で,その合冊本もある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by