異版(読み)イハン(英語表記)different edition

デジタル大辞泉 「異版」の意味・読み・例文・類語

い‐はん【異版/異板】

同一内容のものが別の版で印刷されていて、部分的に字句相違のある出版物

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

図書館情報学用語辞典 第5版 「異版」の解説

異版

ある版の本文句読点などを含む)と同一のものが別の出版社印刷所から新たな版で出されたり,同一出版社から別の作製手段で新たに出されたりした場合,既出の版に対して新しい版を異版という.版という概念は,印刷機発明により,同じ印刷物ができるようになった結果生まれた.版が異なれば異なった版になることは確かであるが,異版は,同一作品という条件もと異同を決める用語である.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android