粗切・荒切(読み)あらぎり

精選版 日本国語大辞典「粗切・荒切」の解説

あら‐ぎり【粗切・荒切】

〘名〙
① (━する) 粗く切ること。大ざっぱに大ぶりに切ること。また、そのもの。〔日葡辞書(1603‐04)〕
② (━する) (比喩的に) 戦陣で、最初に敵陣にとびこんで突進して行くこと。
※幸若・高たち(室町末‐近世初)「いでいでむさしあらきりせむ。跡をばこなせ若武者共」
③ 江戸時代、小判や分金、分銀などの製作段階で、規定の幅に鋳造された地金を適当の長さに切断すること。
④ 粗く刻んだタバコ。特に、国分煙草などを五分切りにした上等品。
※雑俳・柳多留‐二(1767)「あら切は一と夜さ切(ぎり)はれに買」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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