地金(読み)ジガネ

デジタル大辞泉プラスの解説

地金

金魚の品種のひとつ。後ろから見るとX型に見える尾が特徴。愛知県の名古屋地方で古くから飼育されてきた品種で、「四尾の地金」として県の天然記念物に指定されている。名称は「地金魚」(その土地で飼育されてきた金魚の意)から。江戸時代初期に、和金の特別変異で尾が立ちあがったものを選別淘汰し固定化したものと伝わる。口先鰓蓋尾びれ背びれ、腹びれ、胸びれの6箇所に赤が入る独特の柄(六麟柄)で知られる。特に三河地方のものを地金、尾張地方のものを六鱗として区別することもある。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

大辞林 第三版の解説

じがね【地金】

〔「じきん」とも〕
細工物の材料にする金属。
めっきの土台の金属。
貨幣などの材料に溶かして使う金属材料。金・銀などをいう。
ふだんは表れない、生まれつきの性質。本性。 「 -と化の皮をあらはす風あり/当世書生気質 逍遥
[句項目] 地金を出す

じきん【地金】

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の地金の言及

【製錬】より

…鉱石その他の原料から金属を採取,精製して地金(じがね)(金属材料の素材)を作ることをいう。地金以外に合金,純粋な化合物として採取することもある。…

※「地金」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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