粘液細菌(読み)ねんえきさいきん(その他表記)myxobacteria

改訂新版 世界大百科事典 「粘液細菌」の意味・わかりやすい解説

粘液細菌 (ねんえきさいきん)
myxobacteria

粘液細菌類Myxobacteriomycetesの細菌。細菌の中では珍しく多数集合して,肉眼ではっきり観察できるほどの子実体を形成するもので,多くは土中にいる。子実体は草食動物の糞(ふん)に発生し,水中にいて魚や藻に寄生するものもある。個々の細胞は多少曲がった桿(かん)状で,物の表面をすべるように動き,薄くひろがるが,運動性の細胞は粘質物をつくるので粘液細菌とよばれる。アルカンジウムArchangiumコンドロミケスChondromyces,ミクソコックスMyxococcus,ソランジウムSorangium,スポロシトファーガSporocytophagaなどの属が粘液細菌類に含まれる。コンドロミケスは糞の上などによくみられるもので,微小ながら円筒形をしており,上が円くふくらんだ黄橙色の子実体をつくる。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

福岡県福岡市博多区の櫛田神社の夏祭り。壮麗な山笠で知られる。今日,山笠には飾り山笠と舁き山笠(かきやまがさ)の 2種類がある。明治時代に電線が架設されて以降,物語場面の人形などを飾りつけた高さ 15m...

博多祇園山笠の用語解説を読む