粟粔籹(読み)アワオコシ

デジタル大辞泉 「粟粔籹」の意味・読み・例文・類語

あわ‐おこし〔あは‐〕【×粟粔籹】

糯粟もちあわを蒸してり、黒砂糖を用いて固めたもの。現在は、蒸して乾燥し煎って砕いた糯米水飴みずあめとで作る。大阪名物岩おこし

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「粟粔籹」の意味・読み・例文・類語

あわ‐おこしあは‥【粟粔籹】

  1. 〘 名詞 〙 粟で作ったおこし糯粟(もちあわ)を蒸していり、水飴で固めた菓子あわやき。岩おこし。大阪のものが名高い。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本の郷土料理がわかる辞典 「粟粔籹」の解説

あわおこし【粟粔籹】


大阪の名物菓子。米を蒸して乾燥させるなどしたあと、細かい粒にし、砂糖みつや水あめで板状に固めたもの。◇米を用いて板状に作るものを、1752年(宝暦2)に津の国屋清兵衛が考案し、細かい米の粒があわのように見えることから名づけたとされる。清兵衛の店は現在「二ッ井戸 津の清(つのせ)」となっている。

出典 講談社日本の郷土料理がわかる辞典について 情報

和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「粟粔籹」の解説

あわおこし【粟粔籹】

大阪の名物菓子。米を蒸して乾燥させるなどしたあと、細かい粒にし、砂糖みつや水あめで板状に固めたもの。◇米を用いて板状に作るものを、1752年(宝暦2)に津の国屋清兵衛が考案し、細かい米の粒があわのように見えることから名づけたとされる。清兵衛の店は現在「二ッ井戸 津の清(つのせ)」となっている。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む