精力絶倫(読み)セイリョクゼツリン

デジタル大辞泉 「精力絶倫」の意味・読み・例文・類語

せいりょく‐ぜつりん【精力絶倫】

[名・形動]精力が並外れて強いこと。また、そのさま。「精力絶倫な(の)人」

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精選版 日本国語大辞典 「精力絶倫」の意味・読み・例文・類語

せいりょく‐ぜつりん【精力絶倫】

〘名〙 (形動) 精力がなみはずれて強いこと。疲れを知らないほど精力の強いこと。また、そのさま。
※不思議な鏡(1912)〈森鴎外〉一「冷かし半分に、精力絶倫(セイリョクゼツリン)と褒める批評家がある」

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四字熟語を知る辞典 「精力絶倫」の解説

精力絶倫

精力がなみはずれて強いこと。疲れを知らないほど精力の強いこと。

[活用] ―な・―で・―だ。

[使用例] それをどうかすると、冷かし半分に、精力絶倫と褒める批評家がある[森鷗外*不思議な鏡|1912]

[使用例] 精力絶倫の優雅で残虐な色男がつぎからつぎへと女と結婚しては[開高健*青い月曜日|1965~67]

[解説] 「絶倫」は類を断つの意で、人並み外れていること。

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