精勁(読み)せいけい

精選版 日本国語大辞典 「精勁」の意味・読み・例文・類語

せい‐けい【精勁】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. ( 「勁」は強いの意 ) すぐれて強いこと。また、そのさま。精強
    1. [初出の実例]「新田氏将帥材部、部属精勁」(出典:日本外史(1827)六)
    2. [その他の文献]〔宋史‐韓琦伝〕
  3. 筆勢の鋭いこと。また、そのさま。〔鮑照‐飛白書勢銘〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「精勁」の読み・字形・画数・意味

【精勁】せいけい

すぐれて強い。筆勢。〔山谷題跋、二〕宋(そうたん)、筆勁なるも、但だ穢(ぶくわい)、其の書を發するに足らず。

字通「精」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android