家庭医学館 「精子侵襲症」の解説 せいししんしゅうしょう【精子侵襲症 Spermatic Invasion】 [どんな病気か] 精子が副睾丸(ふくこうがん)にある精管(せいかん)から周囲へもれ出たため、周囲に炎症のみられる肉芽(にくげ)ができたものです。 20~30歳代に多いとされていて、副睾丸部にしこりを触れますが、治療の必要はありません。 ただし、結核性副睾丸炎(けっかくせいふくこうがんえん)、副睾丸腫瘍(ふくこうがんしゅよう)などと見分けがつきにくい場合には、副睾丸を摘出して診断をはっきりさせることもあります。 出典 小学館家庭医学館について 情報