精思(読み)せいし

精選版 日本国語大辞典 「精思」の意味・読み・例文・類語

せい‐し【精思】

〘名〙 じっくりとくわしく考えること。集中して奥深く考えること。
語孟字義(1705)序「熟読精思語孟二書
養生訓(1713)六「医書を多くよまず、多くよんでも、精思の工夫なくして理に通ぜず」 〔史記‐魯仲連鄒陽列伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「精思」の読み・字形・画数・意味

【精思】せいし

思いをこらす。〔後漢書、張衡伝〕時に天下承なること日久しく、王侯より以下踰侈(ゆし)ならざる(な)し。衡、乃ち班固の兩(の賦)に擬し、二京の賦を作り、因りて以て諷諫せんとし、思傅會(ふくわい)、十年にして乃ちる。

字通「精」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android