精思(読み)せいし

精選版 日本国語大辞典 「精思」の意味・読み・例文・類語

せい‐し【精思】

  1. 〘 名詞 〙 じっくりとくわしく考えること。集中して奥深く考えること。
    1. [初出の実例]「熟読精思語孟二書」(出典語孟字義(1705)序)
    2. 「医書を多くよまず、多くよんでも、精思の工夫なくして理に通ぜず」(出典:養生訓(1713)六)
    3. [その他の文献]〔史記‐魯仲連鄒陽列伝〕

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普及版 字通 「精思」の読み・字形・画数・意味

【精思】せいし

思いをこらす。〔後漢書、張衡伝〕時に天下承なること日久しく、王侯より以下踰侈(ゆし)ならざる(な)し。衡、乃ち班固の兩(の賦)に擬し、二京の賦を作り、因りて以て諷諫せんとし、思傅會(ふくわい)、十年にして乃ちる。

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