十年(読み)ジュウネン

デジタル大辞泉 「十年」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐ねん〔ジフ‐〕【十年】

1年の10倍。また、長い年月。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「十年」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐ねん ジフ‥【十年】

〘名〙
① 一年の一〇倍。転じて、きわめて長い期間。
文華秀麗集(818)上・書懐呈王中書〈仲雄王〉「辺旅十年老時明、海行千里入帝城」 〔書経‐無逸〕
遊女が勤めなければならない期限。遊女の年期苦界(くがい)十年。
※俳諧・西鶴大句数(1677)一「すめば手形芭蕉は破て 恋草の色の道とて十年は」
江戸時代奉公人などが普通勤めた年限
※財政経済史料‐八・経済・雑業・奉公人取締・寛永二年(1625)八月二七日「男女抱置年紀之事 十箇年を可限、十年すぎば曲事たるべき事」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「十年」の読み・字形・画数・意味

【十年】じゆうねん

ととせ。

字通「十」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android