精神科の入院患者

共同通信ニュース用語解説 「精神科の入院患者」の解説

精神科の入院患者

厚生労働省調査では、2017年6月末現在、精神科の病院ベッドは全国に約32万8千床あり、約28万4千人が入院している。入院期間の長期化で患者の高齢化が進んでおり、65歳以上が58%に上る。疾患別では、統合失調症妄想性障害が半分以上を占めるが、認知症の人も16%いる。1年以上の長期入院者が61%で、約5万5千人は10年以上入院している。12年ごろのデータでは、日本の人口当たりの精神科ベッド数は先進国最多。平均入院日数も300日近くで突出して長い

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