精米歩合(読み)セイマイブアイ

デジタル大辞泉 「精米歩合」の意味・読み・例文・類語

せいまい‐ぶあい〔‐ブあひ〕【精米歩合】

白米玄米に対する重量割合。例えば、精米歩合70パーセントとは、玄米の表層部を30パーセント削ることをいう。
[補説]酒造では、米の胚芽や表層部に含まれるたんぱく質・脂肪・ビタミンなどの成分が多すぎると味や香りが悪くなるため、精米して表層部を削る。精米歩合が60パーセント以下の清酒には「吟醸酒」、50パーセント以下のものには「大吟醸酒」の名称を用いることができる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

とっさの日本語便利帳 「精米歩合」の解説

精米歩合

玄米に対して、磨いて残った白米の重量比率。率が低いほど米を磨いたことになり、味はすっきりして高級酒の部類に入る。

出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android