胚芽(読み)ハイガ

デジタル大辞泉 「胚芽」の意味・読み・例文・類語

はい‐が【×胚芽】

植物種子の中にあり、芽となって成長する部分。胚。
[類語]細胞細胞膜細胞壁細胞質原形質単細胞核酸リボ核酸デオキシリボ核酸遺伝子染色体性染色体ミトコンドリア組織胚珠胚乳

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「胚芽」の意味・読み・例文・類語

はい‐が【胚芽】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 種子の内部にあって、芽となって生長する部分。〔植物小学(1881)〕
  3. 比喩的に、将来ある方面で一人前になる要素として幼い時からもっているもの。
    1. [初出の実例]「被教育者の中に芽生えつつある科学者の胚芽を」(出典:化物の進化(1929)〈寺田寅彦〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「胚芽」の読み・字形・画数・意味

【胚芽】はいが

物のめ。

字通「胚」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

栄養・生化学辞典 「胚芽」の解説

胚芽

 種子植物の種子で,発生により次世代の植物体ができていく核になる部分.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android