精血(読み)せいけつ

精選版 日本国語大辞典 「精血」の意味・読み・例文・類語

せい‐けつ【精血】

〘名〙
精力と血。精力。心血。また、活力の中心となるもの。
※全九集(1566頃)一「故に精血し相火たかぶり旺(さかん)して」
仮名草子伽婢子(1666)三「妖魅(ばけもの)の気に精血を耗散し」
② 新鮮な血。いきち。なまち。生血(せいけつ)腥血(せいけつ)。〔日葡辞書(1603‐04)〕
養生訓(1713)二「津液(しんえき)(〈注〉つばき)は一身のうるほひ也。化して精血となる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android