精血(読み)せいけつ

精選版 日本国語大辞典 「精血」の意味・読み・例文・類語

せい‐けつ【精血】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 精力と血。精力。心血。また、活力の中心となるもの。
    1. [初出の実例]「故に精血し相火たかぶり旺(さかん)して」(出典:全九集(1566頃)一)
    2. 「妖魅(ばけもの)の気に精血を耗散し」(出典:仮名草子・伽婢子(1666)三)
  3. 新鮮な血。いきち。なまち。生血(せいけつ)腥血(せいけつ)。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「津液(しんえき)(〈注〉つばき)は一身のうるほひ也。化して精血となる」(出典:養生訓(1713)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む