腥血(読み)せいけつ

精選版 日本国語大辞典 「腥血」の意味・読み・例文・類語

せい‐けつ【腥血】

  1. 〘 名詞 〙 なまぐさい血。いきち。なまち。生血(せいけつ)精血
    1. [初出の実例]「如厳霜烈日心、寒芒刺刺吹腥血」(出典:星巖集‐丁集(1841)玉池生集四・菊池正観公双刀歌贈士固)
    2. [その他の文献]〔王建‐贈王屋道士赴詔詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「腥血」の読み・字形・画数・意味

【腥血】せいけつ

なまぐさい血。元・耶律楚材〔懐古一百韻、張敏之に寄す〕詩 五胡、雲擾攘(ぜうじやう)し 六代、電馳(ほんち)す 川谷、腥血れ 郊原、積屍に厭(あ)く

字通「腥」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android