妖魅(読み)ようみ

精選版 日本国語大辞典 「妖魅」の意味・読み・例文・類語

よう‐みエウ‥【妖魅】

  1. 〘 名詞 〙
  2. あやしいばけもの。妖怪
    1. [初出の実例]「ある時は鷲峯に往来して妖魅を降伏せしめ」(出典:高野山通念集(1672)五)
    2. [その他の文献]〔司空図‐月下留丹竈詩〕
  3. ( ━する ) 人をまどわせること。また、あやしいまでに人を魅了すること。
    1. [初出の実例]「かかる妖魅(エウミ)の術はありながら人に欺れて捕へらるるは如何」(出典随筆北越雪譜(1836‐42)初)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「妖魅」の読み・字形・画数・意味

【妖魅】ようみ

妖怪。

字通「妖」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android