…材料の配合には諸説があるが,代表的なのはダイズ,ぬか,米こうじ,酒かす,塩を1斗ずつ用い,短期間に醸造したものであった。また,さらに古くはこれを糂粏(じんだ)と呼んだ。《徒然草》に〈後世を思はん者は,糂汰瓶一つも持つまじきことなり〉とあるのがこれで,汁やあえ物にし,あるいはそのまま食べたものであった。…
…別名を五斗みそといい,ダイズ,ぬか,米こうじ,酒かす,塩各1斗ずつを原料としたための名だというが,ダイズ2斗,ぬか2斗,塩1斗でつくるとしたものもある。増量材としてぬかを使ったもので,鎌倉時代には糂粏(じんだ)と呼び,広く一般に食用とされていたことが《沙石集》などで知ることができる。漬物用のぬかみそは,この糂粏から派生したかとも思われる。…
※「糂粏」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...