…【星川 清親】【堀田 満】
[料理]
こんにゃくの名は《和名抄》巻十七の園菜類中に見え,鎌倉時代からは大和の供御人(くごにん)から天皇の食膳に供するものが貢納された。料理名としては《庭訓往来》などに見える糟鶏(そうけい)が古く,これはみそ煮にしたものだったようである。いわゆる精進物として調理法がくふうされ,魚肉がわりの刺身も室町期にはひろく行われていた。…
※「糟鶏」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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