糸威し(読み)いとおどし

精選版 日本国語大辞典 「糸威し」の意味・読み・例文・類語

いと‐おどし‥をどし【糸威・糸縅】

  1. 〘 名詞 〙(よろい)の威(おどし)一種。絹の組糸で札(さね)をつづったもの。糸の色によって、赤糸威黒糸威などという。糸毛
    1. [初出の実例]「糸威の腹巻に、重目結の直垂を著られたりけるが」(出典:長門本平家(13C前)一五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む