糸瓜草履(読み)ヘチマゾウリ

デジタル大辞泉 「糸瓜草履」の意味・読み・例文・類語

へちま‐ぞうり〔‐ザウリ〕【糸瓜草履】

さらして白くしたヘチマの実の繊維を重ねて作った草履

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精選版 日本国語大辞典 「糸瓜草履」の意味・読み・例文・類語

へちま‐ぞうり‥ザウリ【糸瓜草履】

  1. 〘 名詞 〙 草履の一つ。ヘチマの果実の繊維をさらし、白くして重ね、白木綿鼻緒をつけたもの。
    1. [初出の実例]「糸瓜草履延享元年始て京より下る。へちまをさらし白くして二つにわりて重ねたるもの鼻緒は白木綿。持ぞうり又は風呂草履なり。人の肌をよくすと云」(出典:随筆・我衣(1825))

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