糸薄(読み)イトススキ

デジタル大辞泉 「糸薄」の意味・読み・例文・類語

いと‐すすき【糸薄】

ススキ変種。葉や茎が糸のように細い。園芸用。 秋》

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「糸薄」の意味・読み・例文・類語

いと‐すすき【糸薄】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「いとずすき」とも ) ススキの園芸品種。日当たりのよい山地、海岸近くに自生し、また観賞用に栽培もされる。茎、葉、穂ともに細く小さいもの。高さ六〇~一二〇センチメートル。葉は幅三~六ミリメートルの線形で、白い主脈をもち、大きく湾曲して先が垂れ下がる。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「糸薄呼子鳥にもあらねども昔恋しき音をのみぞなく」(出典:歌仙本伊勢集(11C後))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「糸薄」の解説

伊都須々木 (イトススキ)

学名Miscanthus sinennis var.sinensis f.gracillimus
植物。イネ科のススキの変種

糸芒 (イトススキ)

学名:Miscanthus sinennis var.sinensis f.gracillimus
植物。イネ科のススキの変種

糸薄 (イトススキ・イトズスキ)

学名:Miscanthus sinennis var.sinensis f.gracillimus
植物。イネ科のススキの変種

石芒 (イトススキ)

学名:Miscanthus sinennis var.sinensis f.gracillimus
植物。イネ科のススキの変種

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android